突然のお別れ

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突然のお別れ...ミューが逝ってしまいました

あの親愛なる家族の一員であるミューが5月4日に永眠してしまいました。享年3歳8ヶ月でした。昨日までカナヘビを咥えて自慢げに帰ってきていたのに、急な出来事でした...


【この写真は、永眠する10日前にのものです。】

出会いってのも突如と来るものですが、別れも突如と来るものです。
親愛なるミューとのお別れも突如と来てしまいました...涙、涙です。

あれは忘れもしない2005年5月3日、ちまたではゴールデンウイーク真っ只中のことです。

午後3:00ころ福ねこ家族は買い物から帰ってきました。ママが、「なんか、ミューが元気ない!階段の下のところで寝ていた。」と言って、ミューを抱っこしてきました。

見ると本当に元気がありません。目も虚ろになっています。...と、思いきや口を見てびっくりです。少しですが泡が出ていました。
これは大変と思い、あちこちの動物病院に電話しまくりました...と言うのは、みんな休みなんです。獣医さんもゴールデンウイークなんでしょうか?
頭の中もパニクってきました...そのとき、ママが趣味仲間(福ねこミューのバンド仲間です)の友達が獣医さんをしていることを思い出し、趣味仲間に電話しました。

電話番号を教えてもらい、獣医さんに電話したら、「すぐに連れて来なさい」...神様に思えました。
(あとでわかった事ですが、その動物病院は、土日祭日も営業でした...こう言う病院を知っていると、非常に助かりますね。)

連れて行き、レントゲンをとってもらい調べてもらったら、どうも良くないみたいです。
獣医さんに「次の3つから選択してください」と言われました。
 ①置いて行き、少しでも呼吸が楽になるように点滴と酸素を送る。
 ②このままつれて帰る。
 ③安楽死させる。
③の選択肢を聞いたとたん、頭の中が真っ白です。獣医さんは、もうダメだと言うことがわかっていたのでしょう。



福ねこ家族は、ちょっとでも楽になるようにと①を選択しました。帰り際にミューを見ると、ぐったりしています。家族が帰るのを悟ったのでしょう!寂しかったのでしょう!あの鳴かないミューが一言「ニャー」と鳴いたんです。
今思えば②を選択し、家族いる所で最期を看取ってやれば良かったのかも知れません。

次の日の早朝(5:30過ぎくらい)、電話が鳴りました。福ねこミューもママも飛び起き、出てみると獣医さんから「残念ですが、亡くなりました」との連絡でした。
子供たちを起こし、ミューを迎に行きました。ミューを見たとたん、家族は大泣きです。

獣医さんから、検査結果を聞きました。(獣医さんは、あれから血液を取って検査してくれたそうです)
どうも毒物を食べたらしいんです。猫は警戒心が強いから、毒物その物を食べることはあまりないそうですが、除草剤なんかを蒔いた直後にそこを歩いて、その手足を舐めたんじゃないかという事でした。
血液検査結果の用紙をもらったのですが、GPTの値が異常に高いのでそう判断できるようです。

室内飼い?出入り自由?のページに「田舎の猫は外での危険性なんて人間が交通事故を起こす確率よりも低い」なんて書いていますが、殺鼠剤や除草剤などの毒物というものを気にも止めていませんでした...】

病院からミューを家に連れて帰りました。帰りの車の中でも、家に着いてからも、ママも子供たちも号泣です。ミューのあんな事、こんな事を思い出しては泣いていました。
近くにあるペットの火葬場に電話をし、10:00くらいから焼いてもらうことにしました。
大人の猫でも、お骨になってしまうとほんの一握りほどです。お骨を持って帰ることも出来ましたが、火葬場にある合同慰霊碑の中に入れてもらう事にしました。

初七日、49日、お盆と線香をもってお参りに行ってきました。
まだ3歳半です。あまりにも早すぎる死に、悲しくて悲しくてたまりません。

もうペットはいらないと思うほど...